2025(令和7)年4月13日~10月13日に、大阪市の夢洲で「2025 日本国際博覧会」大阪関西万博が開催される。『いのち輝く未来社会』をメインテーマに、サブテーマに「いのちを守るSaiving Lives」「いのちに力を与えるEmpowering Lives』「いのちをつなぐConnecting Lives」があり、「未来社会の実験場Peoples Living Lab.」をコンセプトにする巨大イベントである。
この大阪万博に、ペット同伴を認めると、最近聞いた。企画者たちの無神経・非常識、動物福祉への無理解に、全くあきれるばかりである。世界中から来てくれる多くの参加者から、混雑するイベント会場に、ペットを連れている人に対して批判・非難が殺到するだろうし、それを許した主催者と関係者も非難されるだろう。と言うことは、我が国の恥をさらけ出すことになる。
花火大会や様々なイベントの混雑する会場に、これ見よがしに、得意げに見せびらかすオバカな飼い主がいる。大小様々な犬、リードに繋がれた猫、フェレット、ウサギなどの小動物を連れ歩く。困ったことに、非難などを含め注目され、注目が集まれば集まるほど得意になってしまう輩がいる。当該ペットの喘ぎを見るのは忍びないが、残念ながら、雑踏に連れ出すことが、動物虐待に該当する規定はない。しかし、高温多湿の環境に連れ出し、熱中症などにさせた飼い主は、動物を虐待したことになり、軽率の謗りを受けることになる。
大阪のサマーシーズンは、高温多湿に陥りやすいので、日中の屋外で、しかも雑踏にペットを連れ出すことは、要注意であることは言うまでもない。
よって、EXPO 2025の大阪万博に、ペット同伴を許容しないようお願いしたい。全ての参加者が、ペットに気を取られることなく、万博を楽しんでもらいたいから。
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