IAHAIO(International Association of Human Animal Interaction Organization)「人と動物の相互作用国際連合」は、人と動物との相互作用についての研究の成果を基にして、正しい理解を促進させ、人と動物双方の生活の質(QOL=Quality of Life)と福祉(Welfare)の向上のために、世界各国で活動する研究機関、学会、協会等の国際的な連合体です。
人と動物との相互作用についての研究成果や討議の場としての国際会議は、1980年に第1回がロンドンで開催され、1981年に第2回がフィラデルフィアで、1983年に第3回がウイーンで開催され、以後3年ごとに開催することになった。1986年に第4回がボストン、1989年に第5回がモナコ、1992年に第6回がモントリオール、1995年に第7回がジュネーブ、1998年に第8回がプラハ、2001年に第9回がリオデジャネイロ、2004年委第10回がグラスゴー、2007年に第11回が東京、2010年にストックホルム、2013年に第13回がコロラド、2016年に第14回がパリ、2019年にニューヨークで開催された。
IAHAIO宣言が、以下の大会で採択され、発布している。
IAHAIOジュネーブ宣言は、1995年にスイスのジュネーブ大会で、人と動物の絆(HAB=Human Animal Bond)の意義。コンパニオン・アニマルと人との関係での恩恵、意義、責任などの5項目が採択され、発布された。世界保健機関(WHO=World Health Organization)から承認された。
IAHAIOプラハ宣言は、1998年にチェコのプラハ大会で、動物介在療法(AAT=Animal Assisted Therapy)、動物介在活動(AAA=Animal Assisted Activity)に関するガイドラインが採択され、発布された。
IAHAIOリオデジャネイロ宣言は、2001年にブラジルのリオデジャネイロ大会で、動物介在教育(AAE=Animal Assisted Education)に関するガイドラインが採択され、発布された。
IAHAIO東京宣言は、2007年に東京で、動物飼育と動物から恩恵を受けることは、普遍的、自然な行為で、基本的な権利であることが採択された。
私は、モナコ、モントリオール、ジュネーブ、リオデジャネイロ、東京の国際会議に参加しました。上記の宣言の内容を、今後の独語に順次掲示します。