19歳の後期高齢ネコと15歳と13歳のネコ、そして後期高齢犬17歳のイングリッシュセッターがいる中に、2021(令和3)年2月20日生まれの珍しいミックス犬が、5月20日に我が家族の一員になった。後期高齢者の私が望んで譲り受けた。
生後3か月、体重9.5㎏の雌で、黒に近い黒褐色短毛で垂れ耳、成犬になると20㎏前後になるのではと推測している。「ゆず」と名付けられ、来てから1か月以上、食欲旺盛すぎていくらでも欲しがり、順調に成長し12kオーバー、いたずらもエスカレート、まだ乳歯なのでジャレ咬みされると痛くてかなわない。スリッパ、ボールペン、肘掛椅子のアームや足、家具やバッグなどの小物、その他何でもかじり悪戯咬みするので、監視せざるを得ない。遊びが大好きで、ドンドン興奮しエスカレート、声のみではブレーキがかからないので、首根っこを摑まえ動き回るのを抑えるしかない。そのうえスタミナ旺盛で、かなり走らせてもバテないしジャンプ力もある。特に引っ張りっこ遊びは、くわえたまま離さず、唸り始めるので、この遊びは控えるのがいいかも。オス犬でなくて良かったと思うが、「ゆず」はこの遊びが大好きなので、遊具をしまってある場所を覚えているからその場所でねだる・・・・
ということで、高齢犬や猫たちを守るため室内に柵を設けたので、バリヤーフリーどころか、柵をまたぐなどで否応なく開脚を強いられる羽目になっている。「ゆず」は、人のみでなく犬や猫に喜んで迫るのだが、吠えられても猫パンチを食らっても、お構いなしに迫り続け、迷惑がられていることが分からない鈍感な犬で困ったもんです。超スーパークレージーハイテンションドッグだが、ぐっすり眠っているときに椅子から落っこちてもそのまま眠り続けるなどあり、めちゃくちゃ可愛い。老犬、老猫たちと仲良くなれるのだろうか?何時仲良くなるのか?全く予想できず、当分バリヤーフリーにならないであろう。
ノー天気で、叱られても懲りないから。基本的なオビディエンス・ドッグ・トレーニングは、じっくりあきらめずに続ける必要がありそうだ。実際に、一か月たったところで、「スワレ」はスンナリできるが、「フセ」は抵抗的で、「マテ」はまだ不確実。アイコンタクトは、ご褒美をもっていそうと感じたらできるが、遊んでいるときには無視する。「オイデ」も同様である。よって、気長にやるしかないが、「ゆず」の個性を損ねないようにトレーニングを考えたい。
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