日本で白黒テレビが放映され始めたころ、1月1日の元旦にオナガドリと初日の出の映像が流されたことを思い出した。テレビのほかに新聞でも、2m以上の高さの止まり木に留まり、オナガドリが5m以上の長さの尾羽をたらし優美な姿を見せてくれた。
NHKテレビの朝ドラ「おちょやん」で映し出された黒い鳥の鳴き声が、やたら長く鳴いていたので、日本鶏の一つの声良鶏か唐丸かもしれないと思った。それ故、日本鶏について改めて知りたいと思い、日本家禽学会や広島大学(天然記念物に指定された鶏)のホームページなどをチェックしたので、受け入りします。
これによると、日本の固有種で天然記念物に指定されているのが17種あり、オナガドリのみが特別天然記念物に指定されている。実際に私が見たことがあるのは、学校飼育動物でおなじみの矮鶏(チャボ)と烏骨鶏(ウコッケイ)、過去に小国鶏(ショウコク)のみで、その他数種は写真で知っているだけです。
尾長鶏(オナガドリ)高知県:鳥類の中で最長の尾羽をもつ鶏で、尾羽は換羽せずに伸び続け10m近くになる。大正12年に天然記念物に、昭和27年に特別天然記念物に指定された。体重雄1,800g、雌1,400g。
小国鶏(ショウコク)三重県、京都府:闘鶏種、昭和16年指定、体重雄2.000g、雌1,600g。
蓑曳鶏(ミノヒキ)静岡県、愛知県:小国と軍鶏との交雑、昭和15年指定、体重雄2,500g、雌1,800g。
蜀鶏(唐丸鶏、トウマル)新潟県:長鳴鶏の一つ、昭和14年指定、体重雄3,800g、雌2,800g。
声良鶏(コエヨシ)青森県、秋田県、岩手県:長鳴鶏の一つ、昭和12年指定、体重雄4,500g、雌3,800g。
薩摩鶏(サツマドリ)鹿児島県、宮崎県:闘鶏種、昭和18年指定、体重雄3,800g。雌2,800g。
大軍鶏(オオシャモ):闘鶏種、昭和16年指定、体重5,600g、雌4,900g。
黒柏鶏(クロカシワ)山口県、島根県:昭和26年指定、体重雄2,800g、雌1,800g。
矮鶏(チャボ):昭和16年指定、体重雄700g、雌600g。
これら以外に天然記念物に指定された日本鶏は、昭和11年に東天紅鶏(トウテンコウ)高知県、昭和12年に鶉矮鶏(ウズラチャボ)高知県と蓑曳矮鶏(ミノヒキチャボ)高知県、昭和16年に地鶏(ジドリ)岐阜県、昭和17年に烏骨鶏(ウコッケイ)と比内鶏(ヒナイドリ)秋田県、昭和18年に河内奴鶏(カワチヤッコ)三重県がいる。紛らわしいのに、比内地鶏(ヒナイジドリ)がいるが、これは比内鶏の雄とロード種の雌との交配種である。
特別天然記念物に指定されているのは尾長鶏(オナガドリ)のみで、他は天然記念物であるが、これだけの鶏たちが指定されているとは、まったく知らなかった。各地の動物園等で展示飼育され、もっと身近になるよう多くの国民に知ってもらいたいものです。中には、飼育数が減っていて、希少種に向かっているものがいるとのことなので、ペットや観賞用として飼育するのも良いでしょう。
薩摩鶏(サツマドリ)鹿児島県、宮崎県:闘鶏種、昭和18年指定、体重雄3,800g、雌2,800g。
大軍鶏(オオシャモ):闘鶏種、昭和16年指定、体重雄5,600g、雌4,900g。
黒柏鶏(クロカシワ)山口県、島根県:昭和26年指定、体重雄2,800g、雌1,800g。
矮鶏(チャボ):昭和16年指定、体重雄700g、雌600g。
これら以外に天然記念物に指定されている日本鶏は、昭和11年に東天紅鶏(トウテンコウ)高知県、昭和12年に鶉矮鶏(ウズラチャボ)高知県と蓑曳矮鶏(ミノヒキチャボ)高知県、昭和16年に地鶏(ジドリ)岐阜県、昭和17年に烏骨鶏(ウコッケイ)と比内鶏(ヒナイドリ)秋田県、昭和18年に河内奴鶏(カワチヤッコ)三重県がいる。紛らわしいのに、比内地鶏(ヒナイジドリ)がいて、比内鶏の雄とロード種の雌の交配種である。
特別天然記念物に尾長鶏(オナガドリ)が指定されているが、他の鶏は天然記念物だが、これだけの鶏たちが指定されていたことは、まったく知らなかった。各地の動物園等でこれらが展示飼育され、多くの国民に知ってもらいたいものです。これらの鶏の中には、飼育数が減って希少種に向かっているものがある聞いているので、ペットや観賞用として飼育しても良いのではと思います。
、まったく知らなかった。中には、希少種になっているようなので、多くの国民に知ってもらう必要があり、ペットや観賞用として飼育するのも良いでしょう。